
ブリーチのクオリティーを上げながら、サロンの生産性も向上させられる。そんな添加剤を開発したのがボヤージュコスメティックス代表の安藤順政さんだ。今回はさまざまな検証を通して安藤さんが開発した添加剤の有効性をひもとく。

近年、ブリーチを希望するお客さまが増えていますが、ブリーチ施術に苦手意識を持っている美容師は多いのではないでしょうか。そこで僕は、ブリーチ後のハリ・コシの無さやゴワついた質感を、できるだけシンプルなプロセスで解消できるような添加剤を開発しました。髪質やダメージに合わせて添加剤を選択していきましょう。(安藤)

安藤順政
[VoyageCosmetics]
あんどう・よりまさ/株式会社ボヤージュコスメティックス代表。直営サロン『Voyage』代表。ヒット商品を数多く生み出し、自社サロンはもちろん全国の美容師のサロンワークをサポート。自身も美容師として活躍中。
クオレ00ケラティストコンク
薬剤に添加するだけで髪を補修し、潤いと弾力を与える
「架橋の力」でエイジング毛やダメージ毛の損傷したS-S結合を補修。使用する薬剤に添加して施術するだけで髪の強度を上げ、クオリティーの高い仕上がりに。ブリーチの作用を減力することなく、システムトリートメントのような潤いと弾力を髪に与える。ブリーチ剤以外にも、あらゆる薬剤に添加可能。
クオレ00 キヌプレックス
アルカリを抑えることでダメージを低減、質感を整えるヘアカラー専用添加剤
ヘアカラーに特化したプレックス系添加剤。使用しているヘアカラー剤やブリーチ剤に10%程度混ぜるだけで、薬剤のパワーはそのままにダメージを抑えられる。シルク成分に含まれるアミノ酸の優れた保湿性と再生作用により、髪に絹のような滑らかな指通りとやわらかな質感をもたらす。

クオレ00ケラティストコンク
[有効成分]ジマレイン酸シスタミン、活性ケラチン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム
[剤形]ジェルタイプ
[pH]8.0
[内容量]400g
[使用方法]使用する薬剤の10%を添加し、通常通りに施術。希釈して前処理にも使用可
クオレ00キヌプレックス
[有効成分]マレイン酸、ジカルボン酸、シルク
[剤形]クリームタイプ
[pH]5.0
[内容量]400g
[使用方法]ヘアカラー剤、ブリーチ剤などに10%添加し、通常通りに施術
『クオレ00ケラティストコンク』と『クオレ00キヌプレックス』について検証。ブリーチ回数と添加量を変えていくことで、強度や手触りはどう変化するのか、ブリーチ施術時にどの程度毛髪を強化できるかを確認しよう。
①強度検証(1) ブリーチ回数と添加剤の種類による強度の違いを検証
検証結果–強度は『クオレ00ケラティストコンク』が一番高かった/『クオレ00ケラティストコンク』『クオレ00キヌプレックス』共に減力しなかった/『クオレ00ケラティストコンク』は添加無しと『クオレ00キヌプレックス』と比べたときにブリーチ3回目が最も強度に差が出た
②強度検証(2) 『クオレ00ケラティストコンク』の添加量による強度の違いを検証
検証結果–添加量が増すごとに強度が上がった/強度が上がったことで、ツヤ感・弾力(ハリ)・保湿力も向上した
(1)&(2)の検証から
・ブリーチ剤に『クオレ00ケラティストコンク』『クオレ00キヌプレックス』を10%添加してもどちらも減力せず、強度を保ちながら手触りや質感が向上した
・『クオレ00ケラティストコンク』の添加量を増やすと、共に強度がアップした
・強度を保つためには『クオレ00ケラティストコンク』の添加が最適。ダメージ具合に応じて添加量を調整することで断毛リスクを抑えられる。
・追いブリーチ、2回目以降のブリーチ施術時には『クオレ00ケラティストコンク』による強度アップがさらに効果的。その場合、添加量を10%以上増やすと良い。(ブリーチを複数回繰り返す場合、推奨添加量は30%)
強度検証(1) (検証写真)

(検証条件)
・ブリーチ剤に各10%添加
・ブリーチ1回、2回、3回で検証
・放置時間40分
・強度測定器を使用 (各検証毛束から太さの整った10本を選択して、その強度数値の平均値を比較)
強度検証(2) (検証写真)

(検証条件)
・『クオレ00ケラティストコンク』をブリーチ剤に各5%、10%、15%、20%添加
・放置時間30分(13レベルにリフトアップさせた)
・強度測定器を使用 (各検証毛束から太さの整った10本を選択して、その強度数値の平均値を比較)
ブリーチ&カラーの場合、色持ちと発色を良くすることが重要である。『クオレ00キヌプレックス』『クオレ00ケラティストコンク』を添加してそれぞれの明度と彩度の変化を確認しよう。
③色持ち検証
検証結果–『クオレ00キヌプレックス』は、シャンプー&ブロー 1回目は明度は低いが彩度は高かった/『クオレ00キヌプレックス』は、シャンプー&ブロー20回目でも彩度の高さが際立った
④発色検証
検証結果–前処理無しを基準とした場合、『クオレ00キヌプレックス』の彩度が一番高くなった
色持ち検証(検証写真)

(検証条件)
・2回ブリーチ後(16レベル相当)、8レベルのアッシュ系の色みにカラーリング
・ヘアカラー剤に各10%添加
・1分間水洗して、ドライヤーで乾燥。それを1回、10回、20回行い、 色持ち度合いを目視で確認
発色検証(検証写真)

(検証条件)
毛束を3回ブリーチ(18レベル相当)して、カラーリングの前処理として200ミリリットルの水に各10%添加した添加水に浸し、5分放置。水洗後、8レベルのアッシュ系カラーを塗布して20分放置し、発色度合いを目視で確認する。
◎強度を求めるなら『クオレ00ケラティストコンク』
◎発色・色持ちを求めるなら『クオレ00キヌプレックス』
◎強度と発色・色持ちの両方を求めるなら『クオレ00ケラティストコンク』と『クオレ00キヌプレックス』のミックスが最適といえる

それぞれの添加剤のスペックを理解した上で、普段のサロンワークのメニューに組み合わせて活用していこう。ここでは生産性と単価アップを目指せる4つのメニュー例を元に、施術時間・推奨価格・効果などを紹介する。

クオレ00アシッドリビジョン
ヘアカラー剤、パーマ剤、ストレート剤、ブリーチ剤などに10%添加するだけで、メニュー工程を邪魔せずにダメージを抑えながら、髪にハリ・コシを与え、上質な仕上がりへと導く。レブリン酸を高濃度に配合し、仕上げにアイロン施術で熱を加えることで、酸熱効果によるツヤやかな髪に。施術と同時に髪質を改善して、カラーの発色が良くなる効果も。

[有効成分]レブリン酸、活性ケラチン、エルカラクトン、マレイン酸
[剤形]リキッドタイプ
[pH]5.0
[内容量]400mL
[使用方法]ヘアカラー剤・ブリーチ剤などに10%添加して、通常通りに施術
『クオレ00ケラティストコンク』の成分をそのままに、濃度を薄めて原液で使用できるよう香りを整えたものが『クオレ04ケラティストエマルジョン』。業務用トリートメントとして使用できる。また、サイズ違いで同じ内容の『レプレケラティストエマルジョン』は自宅でのインバス&アウトバストリートメントとして販売できるため、お客さまに自宅でサロンケアを再現していただくことができる。

[有効成分]ジマレイン酸シスタミン、活性ケラチン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム
[剤形]ジェルタイプ
[pH]8.0
[内容量]『クオレ04ケラティストエマルジョン』(左)1000g、『レプレケラティストエマルジョン』(中央)250g、『レプレケラティストエマルジョン(アウトバス)』(右)150g
株式会社ボヤージュコスメティックス(TEL03-6321-2543)
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https://shop.voyagecosmetics.co.jp/
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