
どんなにスカした男だって、心の中にひっそりと憧れの存在がいたりするもの。世の男たちの心を引き付けるのはいったい誰なのか。調べてみよう。
調査概要/「男性著名人についてのアンケート」(2025年7月、自社ウェブ調査)
調査対象/日本在住の15〜69歳の男性300人
|質問項目|
Q1. あなたが「(生きざまやキャラクターなどを含め)男として憧れる」男性著名人を1人、教えてください。
Q2. その著名人に憧れている理由を教えてください。

1位 大谷翔平
人間性がいいから(18歳)、理想中の理想的な存在で世界中から称賛を受けている(43歳)、ストイック(48歳)、かっこいい(33歳)
2位 イチロー
記録と記憶に残る存在(22歳)、事前の準備を怠らずにきっちり仕事をこなす(53歳)、努力を表に見せずスマートなところ(48歳)
3位 明石家さんま
明るい性格(27歳)、頭の回転が早い(49歳)、いつでも自然体なので(59歳)、いつも楽しそうに生きているから(63歳)
一目見て分かるのが、並み居る「イケメン俳優」を差しおいて新旧の人気野球選手がワンツーフィニッシュをしていること。理由の多くは彼らのストイックな姿勢と、努力をひけらかさない人間性の高さに言及していた。また、3位の明石家さんまも考慮すると、今の男たちは意外と、「ワル」「ヤンチャ」よりも「いい人」志望なのかもしれない。
全体を通して見た目のかっこよさに触れたコメントは少なめ。また少数意見の中では、かつて雑誌などのワーストランキングの常連だった出川哲郎、江頭2:50といった芸人勢が票を集めており、ルッキズムによらない「男の憧れ心」が浮き彫りに。
少数回答の中には「ルフィ(ワンピース)」、「未来悟飯(ドラゴンボール)」「ケンシロウ(北斗の拳)」といった漫画の主人公たち、「平 将門」など歴史上の人物も比較的多く名を連ねており、自身を投影する場が必ずしも「リアル」ではない点が興味深い。
|質問項目|
Q3. あなたが、ヘアスタイルをまねしたい男性著名人の名前を1人、お答えください。
Q4. その理由を教えてください。

1位 木村拓哉
かっこいい(19歳)、30代の女性が憧れるヘアスタイル(38歳)、年を取っても若々しい髪型(51歳)
2位 福山雅治
髪を自然に流している感じがすてき(39歳)、いつ見てもサラサラ(30歳)、清潔感がある(47歳)
少数意見(抜粋)
市原隼人/短い髪がおしゃれ(29歳)、HIKAKIN/セットが楽そう(15歳)、設楽 統(バナナマン)/いつも分け目がかっこいい(33歳)、竹野内 豊/何をしても清潔感と渋さがある(46歳)
上の調査と比較すると、かなり票が割れ、3位以降はほぼ少数意見だった。その中で、どの世代からも「かっこいい男」として認識されている2人の人気のすさまじさを改めて実感。比較的年齢が高めの2人というのも象徴的で、「年齢を感じさせない」点が10代〜20代からも支持されていた。
実は、本ランキングで最も多かったのが無回答。その理由は「何をしても似合わない」「似合う髪型が分からない」という、自信喪失とも取れるような言葉がほとんど。彼らの「憧れ」を見つけてあげる、あるいは自身が憧れの存在になることが、美容師の努めの1つと言えるだろう。
※本記事は、月刊『HAIR MODE』2025年7月号から転載した記事です。