
肩肘を張らないこなれたスタイルが好まれるようになったこのごろは、無造作で、クセ毛のようにやわらかい動きが出せるパーマが大人気。そんな今っぽい提案の強い味方となる、円すいロッドの使い方を学んでいこう。
解説:YUKA[ANTI]
表面に根元から動く毛流れを付けつつ、顔周りにゆるっとしたカールを配置することで今っぽいクセ毛風パーマに。狙い通りのデザインへと導くために円すいロッドを活用しよう。


カットベースは、もみ上げ部分をあごラインの長さに残したミディアムウルフスタイル。毛量が多いため、横のボリュームが出ないように耳周りの毛量を調節している。毛先5cmにパーマの履歴がある普通毛。


イヤーツーイヤーパートを取ってサイドを分ける。上下2段に分けて、上段は円すいロッドを使用。巻きおさまりが水平気味になるようにロッドの太い側を毛先に当て、3回転リバース巻き。


下段も円すいロッドを使用し、2.25回転フォワード巻き。ロッドが水平気味になるように巻きおさめる。


もみ上げも円すいロッドを使用し、中間から2回転リバース巻き。


バックの表面は、円すいロッドの太い側を毛先に当てて3回転リバース巻きし、ロッドが水平気味になるように巻きおさめる。2段目は左右2列に分けて同様に巻きおさめる。

耳上の髪はレギュラーロッドを使用。中間からフォワードに2.25回転のスパイラル巻き。

ネープは左右3列に分ける。レギュラーロッドを使用し、リバースに2回転スパイラル巻きした後、ロッドが床と平行になるように巻きおさめる。
本来であればロッドが縦になるスパイラル巻きでも、あえて床と平行になるように巻きおさめることで、平巻きの良さを取り入れたふんわりと立体感のあるウエーブに仕上がる。(円すいロッドで生み出す自然な動きのクセ毛風パーマ|Introduction「point3」参照)

ミドルは左右4列に分けて、レギュラーロッドでスパイラルに巻く。それぞれフォワードに1.75回転の毛先巻き。


前髪はサイドバングを外して上下2段に分ける。下段を左右2列に分け、レギュラーロッドを使用してそれぞれ毛先からスパイラルに巻く。リバースに1.25回転し、毛先を通常とは逆の上側に逃がして巻きおさめる。


08で分け取った上の段は、円すいロッドを使用して巻く。2回転平巻きし、ロッドが水平気味になるように巻きおさめる。


08で外したサイドバングは、円すいロッドを使用して2回転リバースに毛先巻き。



| 施術工程 | 根元に1剤A、パーマ履歴のある毛先に1剤Bを塗布しながら付け巻きでワインディング → 10分放置 → 中間水洗 → 2剤塗布(5分・5分の2度付け)→ 5分放置 → ロッドオフ→水洗 |
| 使用製品 | (1剤)デミ コスメティクス『ウエーボ フィージェCT80XB-1剤 (1剤)デミ コスメティクス『ウエーボ フィージェ』C60B-1剤 (2剤)デミ コスメティクス『ウエーボ フィージェ』TiOX-2剤 |
| 使用ロッド | 青:15mm、オレンジ:13mm、ピンク:12mm ※レギュラーロッドにウレタンを巻いて円すいロッドとして使用 |
hair design|YUKA [ANTI]
make-up|MIYU [ANTI]
photo|Kei Fuse [HAIR MODE Inc.]






円すいロッドを活用して表面の髪に根元からクセ毛のような動きを付けた。また顔周りに強過ぎないゆるやかなウエーブを出し、今っぽさを表現。エラ部分にかかるカールによって小顔効果もプラスした。
※本記事は、月刊『HAIR MODE』2025年8月号から転載した記事です。
次回は、マッシュベースのクセ毛風パーマデザインとその施術方法を解説!

(3/13公開予定)
円すいロッドで生み出す自然な動きのクセ毛風パーマ |Design. 2