
Instagramで美容師から絶大な支持を集める『カラログ』。「究極のカラーチャート」とも言われるその毛束検証数は、なんと年間5万本! 美容師でもある田代裕也代表をガイド役に、実験中のラボを訪ねてみた。


Instagram(@colorlog_official)で大人気のヘアカラー毛束実験アカウント。2023年6月の開設以降、着々とフォロワー数を増やし、現在8万人(’25年7月時点)。’25年2月には、スマートフォン用の公式アプリをリリース。

ブランドごとのカラーチャートを閲覧できるほか、薬剤ミックスの配合比率を計算できる電卓機能や、カルテ、毛束の比較表など、便利な機能が満載。また、スタッフ同士などでデータを共有することもできる。
無料プランでお試し可能。有料プランは月額200円~。チャートから毛束を選べば、オリジナルの比較表も作成できる。

複数のレシピを保存、一覧で確認できる。

ミックスの配合比率を入力すると、分量を自動計算。



▼



▼

▼

▼


▼

▼



㈱ カラログ
田代裕也 代表
ヘアカラーって、ある意味“出たとこ勝負”じゃないですか。髪のコンディションや薬剤の特性によって結果は大きく変わるのに、目の前のお客さまに対して一発で決めなければならない。料理のように味見するわけにもいきません。そこで、事前にさまざまなカラー剤の毛束の検証結果を把握しておけば、失敗を防げるのでは、と思いました。皆さん、新しいヘアカラー剤を試す際に毛束で検証されるでしょうが、その手間と費用をカラログが担うイメージです。
どのメーカーのどのカラー剤で検証してほしいか、ミックスの場合は何と何の混合が知りたいかなど、アンケートでフォロワーさんに問い掛け、現場のリアルな意見を参考にしています。
「いつもポケットの中に」を合言葉に、身近なカラーチャートとして使っていただきたいですね。1剤のミックスにおいても、単品でどのような色を出せるかを知らなければ配合比率を決められませんし、それを知った上で混ぜたとしても、思っていた色みにならない場合もあります。ヘアカラーで「実現できること・できないこと」を考える際のヒントとして、検証結果をご活用いただけたらと思います。
はい、色温度や照度を変えて毛束を撮影しているのはそのためです。「色温度」とは光の色を数値化したもので、高いほど青白く、低いほど赤くなります(単位はケルビン)。
カラログでは、
とし、それぞれの照度別(暗め・普通・明るめ)に毛束を撮影しており、アプリでは閲覧環境を設定できるようにしています。なお、Instagramで公開しているのは色温度5,300ケルビン(太陽光)、照度2,000ルクス(明るめ)の毛束です。ファッションカラーの場合、失敗の多くが「明るくなり過ぎる」こと。明るめの設定で色みを見ていただくことで、リスク回避にもなります。

『カラログ』アプリのインストールはアプリストアから!
※本記事は、月刊『HAIR MODE』2025年9月号から転載した記事です。