美容師にとって、実はサロンワークって「ここはどうする? こうしてみよう!」 の自問自答の繰り返しなんです。お仕事中の美容師の目線を盗み、頭蓋骨を割って、ひらめきと決断の数々をあらわにしてみました。今回は、東京・銀座の『Ramie』山内大成さんに密着!
サロンワークの一連の流れはこちらの動画からチェック。
速度制限中のあなたは、こちらから写真で追いかけて。
▲長井さんは、サロンモデルとして山内さんと出会い、ここ数回通っているお客さま。「切りっぱなしボブもそろそろ飽きるよね? ちょっと丸みを出してみよう」と山内さん。
▲インスタを見て来てくださるお客さまが多いんですが、特に反応が良いのが襟足の収まり。長井さんも、ここが上へ向かって生えているので……。
▲両端の産毛は剃ってしまいます。
▲始めに、どんなシルエットにするか想定して、バックの長さを決めます。頬のあたりにグラの丸みが来るように。
▲バックから長さを切っていきます。
▲少しだけイングラを入れるのが、収まりを良くするポイント。
▲2線目は1線目より1ミリ長く切って被せます。
▲ここでセニング。一段ずつ、毛量調整しておくと形がつかみやすいです。
▲ストンとしがちなバックミドルはグラを入れます。1パネル後ろに引いて、前下がりのウエイトラインに。
▲「ほら、襟足がきれいに収まったでしょう?」僕のアピールタイムです。皆さん「インスタとおんなじ!」って喜んでくれます。
▲サイドは少し前下がりに。右サイドは引き切り。
▲左サイドは押切り。自然と前へ向かって内巻きになるように仕込みます。
▲トップは、ゴールデンポイントを通る角度で引き出して切ると、きれいな丸みが出る。社長直伝のテクニックです。
▲一周同じ角度で引き出して切ります。
▲サイドのアウトラインを、顎ラインと平行に設定すると、横顔が映えますね。
▲サイドとバックの角を取っていきます。
▲毛量調整。トップは根元からセニングを入れるのを怖がる人が多いですが、表面1センチを避けて入れれば大丈夫。ふわっとした質感になります。
▲乾かします。『GARDEN』に入って思ったのは、ドライが上手。乾かすだけで、かわいい形ができている。僕もそれを心掛けています。
▲ドライカット。カットラインをぼかします。質感づくりは、師匠のNAOMIの技を盗みました。カットが速くて仕上がりが柔らかいんです!
▲スライドカットで重い所を除きます。セニングシザーズを使わず、カットシザーズで狙った所だけ減らすのがこだわり。
▲「前髪はどうしようか?」「短めがいいです」「だよね!」
▲前髪カットは、浦さやかさん(otope)の本で学びました。上手な人の良い所をどんどん取り入れるのが僕です。
▲少し隙間をつくったほうがいいな。
▲まずはストレート仕上げで、インスタ用の写真を撮ります。巻いてつくり込んだものより、普段使いのナチュラルなスタイルの方が、ウケが良いです。
▲この、バックショットが人気なんです。首に沿った収まりが大事です!
▲今日は長井さん、お仕事がお休みだから、お出かけ用に仕上げます。アンダーは外巻きにして……。
▲ミドルはねじって仕上げます
▲うん、いい!切りっぱなしの次は、レイヤーではなく、グラデーションが来るでしょう。
【過去記事一覧】
サロンワーク脳内再生 大元慎一郎[BRIDGE]編はこちらから
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※本記事は、『HAIRMODE』および『HAIRMODEdigital』2018年2月号にて掲載した記事を転載したものです。