
町のお客さまを開拓し、さらなる支持を受けるカギを巧みなデザインカラー提案に見出した全国各地の美容師に突撃取材! 彼らの成功談をヒントに、売れっ子スタイリストへの道を駆け上がろう。第4回は、中多昭雄さん・宇津木智輝さん[Befine(京都府京都市)]。

![【連載企画Vol.4】伸びしろは、ここにある!デザインカラーアプローチ「既染部の治安は、オレが守る!持続可能なデザイン設計術」/中多昭雄・宇津木智輝×『edol yoyo』 2 ◎Interview_中多昭雄さん・宇津木智輝さん[Befine]](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/20230711_hairmode45822_2.jpg)
(左)なかた・あきお/1985年生まれ。京都府出身。ベルェベル美容専門学校卒業後、『Befine』入社。現在同サロン教育部長兼『BefineCoo』店長。
(右)うつぎ・ともき/1994年生まれ。滋賀県出身。京都理容美容専修学校卒業後、『Befine』入社。現在『BefineCoo』副店長。
[SALONDATA]
※『BefineCoo』に関して
所在地:京都府京都市中京区
セット面:15面/スタッフ数:16人
多様な得意技を持つ美容師がそろう京都の名門サロン『Befine』。その中でも、ハイトーンカラーを強みに10代後半~20代の女性から絶大な人気を得ているのが、宇津木智輝さんだ。ブリーチ比率は新規客・顧客合わせて約90%。ハイトーンカラー好きのお客さまに選ばれ続ける宇津木さんが、今注力しているのが、デザインカラーの提案だという。
「ワントーンに飽きたお客さまがデザインカラーへとシフトし始めています。こだわりの強い方が多いので、完全な『おまかせ』は少なく、使う色や入れる場所を指定されることもしばしば。お客さまと一緒にデザインをつくり上げていくような感覚です。思いがけず新鮮なデザインが生まれたりして、それがとても楽しいです」
ただし、オーダーのままに色をのせればいい、というわけではない。特に既染部の残留色素やダメージを考慮した施術は、美容師の「責任」であると、宇津木さんは話す。ハイトーンカラーが当たり前になった今だからこそ、その場限りの美しさだけではなく、次回以降の施術に影響しない、もしくは、良い形で生かせるようなデザイン設計が求められているのだ。

お客さまに退色・残留の仕方を伝えるのはもちろん、例えば「次回カットする予定の毛先にのみブラックを入れる」など長期的な視点でデザインを提案し、極力残留を防ぎながら希望をかなえる方法を提示。また、次回以降に手入れしやすいよう、入れた場所が分かりやすいスライシングやポイントカラーをメインにデザインを設計するそう。

残留した色素を毎回ブリーチで取り除いていると、既染部のダメージを助長することにつながる。そこで、無理な脱染はせず、ネガティブに捉えられがちな残留色素の「濁り」を「陰影」として活用するアプローチを実践。「1色でカラーリングしてもデザインカラーのようなコントラストや立体感を演出できます」と宇津木さん。

宇津木さんのようなハイトーンカラーが得意な美容師と中多さんのようなカットを強みとする美容師が共に働き、切磋琢磨する『Befine』。互いに技術を共有し、ときにコラボして1人のお客さまを担当することで、施術の品質向上はもちろん、ヘアカラーとカットなどを組み合わせた総合的なデザイン提案を自然に行えているのだという。

haircolor_TomokiUtsugi[Befine]
hairdesign_AkioNakata[Befine]
make-up_YukiInoue[Befine]
photo_YoheiKichiraku
ベースは、鮮やかなエメラルドグリーン。フロント~サイドは内側を抜きっぱなしの状態で残し、その上にベースと同じ色相でやや深い発色のローライトをオン。3色のブレンドでツーブロックのカットラインを強調しながらオーバーの軽やかな動きを演出した。なお、毛先のブラックの残留は、あえて脱染せずに陰影として生かしている。

細く、軟らかい髪質で、毛量は普通。大きくうねるクセがある。新生部は2センチで、既染部は18.5レベルのブロンド。2カ月前に入れたブラックのローライトが毛先に残留している。カットベースは、ツーブロックのショートウルフ。

正中線とイヤーツーイヤーパートで頭を4等分し、新生部にブリーチ【A】「エドルブリーチ」を塗布。既染部にオーバーラップしないよう注意する。

三ツ襟と襟足は、レングスが短いため既染部にオーバーラップせずにリタッチするのが難しく、さらに比較的明度が上がりやすい。そのため、【A】より2剤の濃度が低くパワーが穏やかなブリーチ【B】「エドルブリーチ」を塗布する。

Process_2以外は横スライスで厚さ5ミリのパネルを引き出し、新生部にブリーチ【A】「エドルブリーチ」を塗布後、ペーパーをのせる。20分放置後、水洗。

新生部を18レベル程度までリフトアップ。なお、既染部毛先のブラックの残留色素は、ブリーチせずにデザインとして生かす。

抜きっぱなしの状態で残す顔周りの生え際8ミリと耳周りの生え際5センチを分け取り、ヘアカラー剤が付かないようホイルをかぶせる。

フロントは生え際のホイルから5ミリ上の位置に幅3ミリ、深さ1センチ、間隔7ミリのウイービングで深いエメラルドグリーンの塩基性カラー剤【C】を、根元1センチをあけて塗布。同様に2枚ホイルワークを施す。

耳周りは生え際のホイルのすぐ上に、幅3ミリ、深さ1センチ、間隔7ミリのウイービングで深いエメラルドグリーンの塩基性カラー剤【C】を、根元1センチをあけて塗布。

Process_6、Process_7以外に鮮やかなエメラルドグリーンの塩基性カラー剤【D】を塗布。5分放置後、水洗。

【A】リタッチ(全頭)/「エドルブリーチ」+6%(2倍)
【B】リタッチ(もみあげと襟足)/「エドルブリーチ」+2%(2倍)
【C】ローライト/「エドルヨヨ」Blue:Green:Violet=2:1:1
【D】ベース/「エドルヨヨ」Blue:Green=2:1

塩基性カラーの弱点だった「脱染しにくさ」を解消!
塩基性カラーは残留しやすく、ブリーチしても脱染しづらい_。そんなネガティブなイメージを払拭すべく、「エドルヨヨ」の開発過程では、100種類以上の染料を吟味。理想の発色を表現でき、かつカラーリングから1カ月後にブリーチなどで脱染しやすいものを厳選した。お客さまのカラーチェンジニーズに応える最高の相棒になること、間違いなし。さらに、皮膚に付着してもシャンプーで落としやすい点も安心。
エドルブリーチ(販売名:パウダーブリーチLB)
<医薬部外品>500g

エドルヨヨ
<染毛料/化粧品>120g(クリアのみ400g)
全12色+クリア

<ブリーチのご注意>
●使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
●過硫酸塩配合の製品でかぶれたことのある方には絶対に使用しないでください。
●本品は過硫酸塩配合の製品で、アレルギー反応をおこすことがあります。
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