
肩肘を張らないこなれたスタイルが好まれるようになったこのごろは、無造作で、クセ毛のようにやわらかい動きが出せるパーマが大人気。そんな今っぽい提案の強い味方となる、円すいロッドの使い方を学んでいこう。
関連記事… 円すいロッドで生み出す自然な動きのクセ毛風パーマ(Introduction)
解説:YUKA[ANTI]
表面は円すいロッド、内側をレギュラーロッドで巻くことで、動きを付けつつ膨らませ過ぎないフォルムづくりが可能に。丸みのあるマッシュがベースだからこそ、コンパクトに洗練された雰囲気を目指そう。


丸みのあるマッシュヘアをベースに、サイドを前下がりにカットしたショートウルフ。軟毛で毛量が少ないため重さは残しつつ、動きを出すために全体にレイヤーをしっかり入れた。


イヤーツーイヤーパートを取ってバックとサイドをセクショニング。バックセンターは上下3段に分け、1段目は円すいロッドを使用し、ロッドの太い側を毛先に当てて2回転内巻き。2段目も同様に巻きおさめる。

バックの3段目はレギュラーロッドを使用。スパイラルでフォワードに1.5回転毛先巻きする。この際、ハチにあたる部分は外しておく。


サイドは上下4段に分ける。1段目は円すいロッドを使用し、スパイラルで2.25回転のリバース巻き。2段目以降はレギュラーロッドを使用してスパイラルでリバース巻き。下段に行くにつれて回転数を減らす。

前髪はサイドバングを外して上下2段に分ける。下段はレギュラーロッドを使用し、1.25回転の平巻き。

04で外したサイドバングは、レギュラーロッドを使用してスパイラルに巻く。リバースに1.25回転巻き付けた後、毛先を通常とは逆の上側に巻き付ける。

04で分け取った上段は左右2列に分け、それぞれスパイラルに巻く。レギュラーロッドを使用して中間から2回転リバース巻き。


02で外したハチの髪は上下2段に分け、上段は円すいロッドの太い側を毛先に当てて2回転、下の段はレギュラーロッドを使用して1.25回転、それぞれスパイラルでフォワードに巻き付ける。
基本的にはデザインのポイントとなるセクション(ウエーブをしっかりと付けたい部分)からパーマを巻いていく。パーマのボリュームにより強調させたくないハチ部分は巻き順を後にして放置時間を短縮させる。

ミドルは左右3列に分け、中央のパネルはレギュラーロッドを使用。スパイラルでフォワードに1.25回転毛先巻き。

08の左右のパネルは、レギュラーロッドを使用してそれぞれスパイラルに巻く。毛先から1回転のフォワード巻き。

ネープは左右5列に分ける。レギュラーロッドを使用してそれぞれスパイラルで1回転リバースに巻き付けた後、毛先を通常とは逆の上側に巻き付ける。



| 施術工程 | 1剤を付け巻きでワインディング→10分放置→中間水洗→2剤塗布(5分・5分の2度付け)→5分放置→ロッドオフ→水洗 |
| 使用製品 | (1剤)デミ コスメティクス『ウエーボ フィージェ』 S20 (2剤)デミ コスメティクス『ウエーボ フィージェ』TiOX-2剤 |
| 使用ロッド | 青:15mm、オレンジ:13mm、ピンク:12mm、黄色:11mm、青緑:9mm ※レギュラーロッドにウレタンを巻いて円すいロッドとして使用 |
hair design:YUKA [ANTI]
make-up:MIYU [ANTI]
photo:Kei Fuse [HAIR MODE Inc.]






Design.1と同様にクセ毛風のウエーブを付けつつ、サイドのカール感は控えめにして前下がりのライン感がぼけないように。ネープはリバースに巻くことで、軽やかに跳ねる動きをつくり抜け感を演出した。
はじめから読む…
円すいロッドで生み出す自然な動きのクセ毛風パーマ|Introduction
※本記事は、月刊『HAIR MODE』2025年8月号から転載した記事です。