
美容師の提案の、あくまで「一部」として捉えられてきた、前髪と眉毛のデザインの連動性。だがそこには、無視すべきではない重要性があるのをあなたはご存じだろうか。本企画では、その技術体系の輪郭を浮き彫りにしていく。2つのテクニックを組み合わせた「バングアイブロウメソッド」、ここに爆誕!
解説:高木達也 [ROSE]
バングについてひととおり学び終えたところで、次は当企画のもう1つの柱、「アイブロウデザイン」の基本を学ぶ。まずは普遍的なデザインの法則を知り、バング同様にイメージのつくり分けもマスターする。
はじめから読む…
その1|バングアイブロウメソッドの考え方


基本パターンである「ストレート(下で解説)」の形に仕上げられたデッサン。小鼻〜目尻〜眉尻が一直線に並んでおり、顔の中心からシンメトリーなデザイン。眉の角度自体が目尻〜目頭を結ぶラインと平行になっている。眉の太さの平均は目の一番大きい部分の縦幅の3分の2に設定されている。
上のデッサン例で見たように、アイブロウのイメージをつくり分ける以前に、今の時代に共通する「黄金バランス」を知る必要がある。基本の条件と、その派生である「3大パターン」について理解しよう。
基本的な条件

最低限満たしておきたい条件は3つ。1つは、眉山(=眉の最も高い位置)が黒目の端と目尻の間のどこかにあること。2つめは眉尻が唇~目尻を結んだ線の延長上と、小鼻〜目尻を結んだ線の延長上の間にあること。3つめは眉頭が眉尻よりも下にあり、ノーズカーブラインと小鼻内側から真上に伸びた線の交わるところに位置することだ。

全て曲線で構成された、やわらかい印象をつくり出すアイブロウデザイン。眉山は、基本より黒目側につくるのが特徴。曲線だからといって、ただ丸くカーブさせるのではなく、ピークをしっかり考えることが大切だ。

眉頭〜眉山は直線で、眉山の外側は曲線で構成された、汎用性の高いアイブロウデザイン。眉山の位置は、黒目の端と目尻を結ぶ線の中点を狙ってつくると、顔に対しての収まりが良く美しいバランスになる。

眉頭〜眉山は直線で、眉山の外側は、上が直線、下が曲線で構成されたアイブロウデザイン。やや男性的でシャープなイメージが強くなる。眉尻の位置は「基本」よりも少し外側に、小鼻と目尻を結んだ線の延長上に。眉山は目尻の上に設定。
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※本記事は、月刊『HAIR MODE』2026年1月号から転載した記事です。