
美容師の提案の、あくまで「一部」として捉えられてきた、前髪と眉毛のデザインの連動性。だがそこには、無視すべきではない重要性があるのをあなたはご存じだろうか。本企画では、その技術体系の輪郭を浮き彫りにしていく。2つのテクニックを組み合わせた「バングアイブロウメソッド」、ここに爆誕!
これまでに得た知識を総動員して、実際のモデルに対しての施術を行おう。求めるイメージの異なる2つの例を参考に、具体的なバングとアイブロウのマッチング術について学んでいく。
解説:高木達也 [ROSE]
はじめから読む…
その1|バングアイブロウメソッドの考え方



肩下15cmのローレイヤースタイル。軟毛・細毛で、毛量は少なめ、髪色は8レベル。バングは薄くて軽く、直線的。地眉は太め&長め。総合的に見て、眉を含めた顔立ちの印象は「エレガント」寄りだが、前髪は「フレッシュ」に近く、チグハグな状態。本人の希望は「ナチュラル」。
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バング
バングセクションをしっかり取って厚みを増やし、重過ぎず軽過ぎずの「ナチュラル」バングを目指す。また、やや面長な顔立ちをカバーするために、ワイドバングを選択。「ナチュラル」のセオリーよりもブロックを広く使い、顔立ちに合わせて毛量を調整。さらにスタイリングでJカールをプラス。
アイブロウ
「ナチュラル」を表現するために「ストレートアーチ」を選択。眉の位置取りはセオリー通りに施術し、極端なイメージに寄らない、自然な仕上がりを目指す。


毛量も均等に見え、曲線と直線がバランスよく組み合わさった「ナチュラル」アイブロウデザインに。やや厚みがあり、かつさりげなく左へ流れるJカールのバングデザインがプラスされることで、自然な印象が強まった。

次回(最終回)は… 5/25公開予定
バングアイブロウメソッド入門
その8|バングアイブロウメソッドの実践|Case.02
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その1|バングアイブロウメソッドの考え方
※本記事は、月刊『HAIR MODE』2026年1月号から転載した記事です。