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Mar. 05
ヘアデザイン

円すいロッドで生み出す
自然な動きのクセ毛風パーマ
Introduction

肩肘を張らないこなれたスタイルが好まれるようになったこのごろは、無造作で、クセ毛のようにやわらかい動きが出せるパーマが大人気。そんな今っぽい提案の強い味方となる、円すいロッドの使い方を学んでいこう。

Index

解説:YUKA[ANTI]

Introduction

クセ毛風パーマのカギは
ロッドの使い分けにあり!

YUKAさんがクセ毛を再現するときに意識するのがロッドの使い分け。表面の髪は円すいロッドの細い側を根元に当てて巻き、根元から軽やかな動きをプラス。円すいロッドとレギュラーロッドを髪質やダメージ履歴の違いに対応できるよう使い分けることもある。

FS 3747
『ANTI』では、レギュラーロッドにウレタンを巻き付けた自作の円すいロッドを使用している。髪質やデザインによってサイズを臨機応変に調節できるのが強み。

円すいロッド or レギュラーロッド?
メインに使うロッドによるデザインの違いを紹介

レギュラーロッド

レギュラーロッドで毛先まで巻き込むと、毛先のカールが強くアウトラインに厚みが出る、カーリーなスタイルに。髪質による根元のクセが強く根元から動きを出すとまとまらなくなってしまう場合や、毛先にストパーの履歴があってパーマが取れやすい場合などにも。

円すいロッド

円すいロッドを使うと、毛先に抜け感のあるクセ毛風のゆるやかなウエーブをつくりやすい。軽さが際立つため、自然なクセのような動きは出したいけれど『くるくる感』が強いボリューミーなパーマは避けたいという人に提案しやすい。

円すいロッドを使うべきケースは?

1. 根元から自然な動きを出したい

円すいロッドの細い側を根元に当てることで、本来パーマのかかりにくい根元部分にもしっかりとリッジを付けられるため、自然な、クセのような質感を出すことができる。デザインとしての抜け感はもちろん、根元が伸びたときに毛先だけパーマが目立つという状態になりにくく、長くクセ毛風スタイルを楽しめるという利点も。

2. 毛先にあえてゆるいリッジを付けたい

毛先にリッジが付き過ぎてアウトラインが重い印象になると、少々もったりとしたAラインのフォルムになり抜け感を出しにくい。円すいロッドの形状を生かし、毛先にロッドの太い側を当てれば、毛先のカールは力が入り過ぎないゆるくふんわりとした質感に。ルーズなウエーブが生まれ、今っぽい抜け感のあるデザインに仕上がる。

3. 根元と毛先でダメージレベルが異なる

薬剤施術の履歴などで髪全体のダメージレベルに差がある場合、中間~毛先に合わせたロッドを選定すると根元はウエーブが出ず、かといって健康毛に近い根元にロッドを合わせると毛先に強くリッジが出過ぎてしまう。そんなときはレギュラーロッドではなく円すいロッドを活用することで、均一なウエーブをつくりやすい。

+α technique

YUKA流!
自然な動きをつくる巻き方のコツ

抜け感のあるクセ毛風パーマをつくるためには、ただロッドを使い分けるだけではなく、どう使うかも重要。テクニックのポイントを押さえておこう。

point.1
カットラインを大事にするべし

最終的に前髪はどれだけ持ち上がるのか、顔周りの髪はどのくらいの高さで内側に入り込むのかなど、ベースカットの段階でパーマをかけた後のイメージをしておくことが重要。カットでつくったラインを崩さないために、あえて1回転だけ巻き込んでゆるめのワンカールにとどめる場合も。

point.2
サイドバングは前髪と分けるべし

前髪より少し長めに設定することの多いサイドバングを前髪と同じロッドで巻くと、カールが強く付き過ぎてこなれ感が失われてしまう。必ず前髪と分けて取って別々のロッドで巻き、フェイスラインに沿うようにゆるやかなカールを付けることで、程よい抜け感を演出することができる。

point.3
ロッドを横に巻きおさめるべし

表面の髪をスパイラルで巻くときも、平巻きのようにロッドを床と平行気味に巻きおさめるのがYUKAさん流。縦に落ちるウエーブよりも横に波打つ立体的なウエーブを目指す。

point.4
リバースとフォワードを交互に配置するべし

理想のフォルムをつくるために、フォワード巻きとリバース巻きの使い分けは欠かせない。細かいセクションごとに、毛流れや毛先の向き、髪の重なりを考慮しながら配置していく。

A cover

(3/6公開予定)
円すいロッドで生み出す自然な動きのクセ毛風パーマ |Design. 1

Profile
プロフィール画像
ヘアデザイナー

YUKA[ANTI]

ゆか/1992年生まれ。神奈川県出身。住田美容専門学校(現・渋谷美容専門学校)卒業後、新卒で『ANTI』に入社。現在、同店のトップスタイリスト。

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