
10分という限られた時間の中で、真価を発揮してこそ、まさに一生モノのワザ! 本企画は美容情報メディア『リクエストQJ』の名物動画「10分カット」とコラボ企画。動画本編では語られなかった、撮影の裏側に迫る。
『リクエストQJ』が展開する、10分以内にヘアスタイルを完成させる動画連載。最低限の動画編集のみで施術の流れをリアルに切り取り、美容師の技術力と判断力がダイレクトに伝わる内容となっている。この緊張感をぜひ、動画で体感してほしい。
![『10分カット』ビハインド・ザ・ストーリー #02|呉 等至さん[DECO] 1 スクリーンショット 2025 09 08 23.03.35](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/スクリーンショット-2025-09-08-23.03.35.jpg)
Instagramのリールにてカットテクニックを披露し、82万人を超えるフォロワー(2025年9月現在)を抱える呉さん。渡英の経験を生かした英語の解説付きカット動画は、世界中の美容師から注目を集めています。(リクエストQJ)
![『10分カット』ビハインド・ザ・ストーリー #02|呉 等至さん[DECO] 2 T2G07387](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/T2G07387.jpg)
Before
![『10分カット』ビハインド・ザ・ストーリー #02|呉 等至さん[DECO] 3 スクリーンショット 51](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/スクリーンショット-51.jpg)
Ⓐ
ヘアモード ベースカットが早くて驚きました! どんな工夫をされたのでしょうか?
呉 いろいろあるのですが、1つはアンダーとオーバーをワンパネルでカットした点です(Ⓐ)。サロンワークでも用いる技ですが、設定したウエイトポイントに合わせて1発でカットする瞬間は、さすがに少し緊張しましたね。
![『10分カット』ビハインド・ザ・ストーリー #02|呉 等至さん[DECO] 4 スクリーンショット 52](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/スクリーンショット-52.jpg)
Ⓑ
ヘアモード 顔周りにはレザーを使っていましたが(Ⓑ)、これも時短のためですか?
呉 そうです。スピーディーに束感や髪の動きをつくるにはレザーが最適だと判断しました。ただし、レザーカットしたままだと部分的に長く残った毛先が傷みやすいため、ドライカットの際にシザーズで切り口を整えました。
![『10分カット』ビハインド・ザ・ストーリー #02|呉 等至さん[DECO] 5 スクリーンショット 53](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/スクリーンショット-53.jpg)
Ⓒ
ヘアモード 毛量・質感調整には、時間をかけていましたね。
呉 モデルの骨格や髪質に合わせたデザインをつくる上で、重要な工程ですから。でも、いつもの施術から省いた工程もあるんですよ。それは、セニングの際にダックカールでセクショニングすること(Ⓒ)。今回の撮影に向けて練習する中で、この動作は必要ないと気付いたんです。自分自身のカットを見直し、無駄をなくす良い機会となりました。
![『10分カット』ビハインド・ザ・ストーリー #02|呉 等至さん[DECO] 6 T2G07401](https://hairmode.jp/wp-content/uploads/T2G07401.jpg)
After
直毛でボリュームが出づらい髪質のモデルに対し、フォルムの丸みと毛束のエアリーな動きが特徴的な前上がりのグラオンレイヤースタイルを提案。顔周りにはシャギーを入れ、シャープな印象を加えた。
※本記事は、月刊『HAIR MODE』2025年11月号から転載した記事です。